“荒川朋子 行く・出会う:スリランカ 卒業生カンファレンス

10月28日に開かれたスリランカの卒業生の集まりに参加した。場所は西海岸のNegombo。今回はアメリカからAFARI(アジア学院 北米後援会)の理事・関係者8名も一緒だったので、多くの卒業生がスリランカ全土から集結した。1977年から2018年までの卒業生27名(1名はバングラデシュの卒業生)とその家族、それに私たちアメリカ、日本からの参加者を含めると参加者は総勢70名を超えた。集まりに先立って、AFARIが助成する卒業生3名のプロジェクトの現地視察もあり、集まりの当日には卒業生一人ひとりの活動報告もあり、アジア学院精神に則った人と自然といのちを大切にしたコミュニティに根差した様々な活動がスリランカ中で展開されていることを知ることができた。

スリランカは仏教徒、キリスト教徒、イスラム教徒、ヒンズー教徒が共存しているが、アジア学院の卒業生の中にはそのすべての宗教の人々がいる。アジア学院全卒業生の中で唯一の仏僧もスリランカの卒業生だ。それぞれが互いを尊重し、それぞれの活動を称えた。

スリランカでは長く多数派シンハラ族と少数派のタミル族の間の緊張があり、それに加え、2022年に起きた経済・政治危機以来顕著になった労働者、頭脳の流出など問題は山積だが、それぞれの違いを乗り越えて集まり、信頼と友情を深めるアジア学院の卒業生たちの集まりは、スリランカの未来の理想の姿を映し出しているようにも感じ、胸が熱くなった。

男子寮・ゲストハウス

学生とボランティアは男女別の寮で暮らしています。共用の談話室やキッチン、シャワー、洗濯機があります。Wi-Fiは使用できません。

鶏舎

平飼いの鶏小屋と育雛舎があります。400羽以上の鶏を飼育し、年間80,000個以上の卵と約1トンの鶏肉を生産しています。

豚舎

学生は様々な養豚技術を実践的に学びます。発酵床タイプとコンクリート床タイプがあり、糞尿はバイオガスや肥料に利用されています。

山羊舎

山羊のミルク(年間200リットル以上)や肉は食用に、糞尿は肥料に利用しています。山羊は日中は放牧場でのびのびと過ごします。

森林

キャンパス周辺の森林では薪や木炭用に間伐を行い、農業に使う落葉等の有機資材を集めます。

2.5ヘクタールの農地で約100種類の野菜・作物を農薬や化学肥料を使わずに栽培しています。コミュニティが共に学びつつ自給自足の生活を続けるため、皆で畑を管理しています。

水田

キャンパス内外の水田で米の栽培を行っています。アイガモを使った除草や施肥など、有機稲作法の向上のためにさまざまな手法を研究しています。

ワークショップ

修繕やリサイクルのための施設で、機械、溶接、木工関係の道具、材料が置いてあります。

ミキシングルーム(飼料配合舎)

手作業や機械を用いて家畜用の飼料を作っています。品質と持続可能性を高めるために日々奮闘しています。

管理棟

管理棟1階には受付と事務室、2階に職員室、校長室があり、隣接してファームショップ(農業研修棟)があります。

ARIショップ

アジア学院の農産物や加工食品、書籍、卒業生の国の民芸品等を販売しています。

ファームショップ(農業研修棟)

学院の農作業の中心であり、教室や農具・農業資材置き場を備えています。作物の乾燥保管も行います。

オイコスチャペル

100年前の農家の古民家を改装した礼拝堂です。毎日の朝の集会はここで行われます。その他黙想や対話、ゴスペルクワイヤの練習等に使われ、コミュニティに開かれた空間です。オイコスとはギリシア語で「ホーム」を意味します。

マナハウス(食品加工棟)

クッキーやジャムなどの加工食品の調理と保存を行う施設です。一階は鶏の食肉処理施設になっています。

養魚池

食用および農用に魚を飼育しています。

クリスマス・ウィンターキャンペーン 2025
Christmas and Winter Donation Campaign