「体感!農村リーダーのくらし・生き方」をテーマに行われたインドネシアスタディツアー2026。レポート第1回の「ケニーズファーム」での濃密な日々を経て、一行は次なる目的地、北スマトラ州のナガサリブへと車を走らせました。
第2回となる今回は、アジア学院卒業生のガニ・シラバン(2008年卒)とランピタ・シラバン(2014年卒)の活動拠点での学び、現地家庭でのホームステイ、伝統文化体験、そして看護大学訪問の様子をお届けします。

■ トラベルログ:「Seed to Cup (種からカップまで)」と銘打って一杯のコーヒーの裏側と、地域に根ざす暮らし ガニさん、そしてランピタさんは、コーヒー農家として地域のコーヒー生産者組合「KSU POM Humbang Cooperative」を組織し、農村コミュニティを力強くリードしています。彼らの放つあふれんばかりのエネルギーに、参加者たちは大いに刺激を受けました。
ガニさんのクラスとコーヒーツアー: ガニさんは組合の代表として、地元のコーヒー農家への助言やブランディング、他のNGOや自治体との連携、そして次世代の教育に日々奔走しています。「一人ではできないから、組織や協力が大事」「単にコーヒーが大好きなんだ」。コーヒーの製造過程を、目を輝かせて案内してくれるガニさんから、強く明るい生き方を参加者は感じ取りました。
ホームステイ(2泊): 参加者は2-3名ずつに分かれ、現地の家庭にホームステイをしました。言葉の不自由な中でのコミュニケーションや手桶での水浴びなどのチャレンジも経験しつつ、温かいおもてなしを受け、共に食卓を囲み、一期一会の交流を満喫しました。
文化体験施設「Siholta(シホルタ)」への訪問: ここでは、北スマトラ地域の「バタック(Batak)」民族の文化を学びました。独自の伝統的な造りの家屋を見学し、活気あふれるバタックの音楽や踊りを体感しました。
看護大学訪問: ガニさんが教鞭を取るStikes KB Doloksanggulを訪問し、日本で働くことを目指している学生たちとの交流プログラムを持ちました。現地の学生の素晴らしい踊りと歌の披露に応えて、私たちは日本らしいゲームや折り紙を紹介。言葉は通じなくても、弾けるような笑顔のあふれるひと時でした。
■ 参加者からの声(事後アンケートより)第1回で取り上げたフェニーさんや健吾さんとは異なるリーダーシップの形や現地の深い文化、そしてありのままの生活に触れた参加者からは、熱の入った感想が寄せられました。
「様々なリーダー達をみて共通していたのは、エネルギーに溢れていたこと。自分の使命のために全力で行う姿は印象的でした」
「タイプの違ったガニさんの取り組み、ランピタさんの活動に触れられたことが良かったです」
「コーヒー生産者の苦労を知れて、作業工程を想像出来るようになり、コーヒーへの深みが増しました」
「現地に住んでいる人たちと同じように水でシャワーする体験も貴重で良かったです。数日の生活でしたが、家のお風呂、トイレ、靴下の当たり前が変わりました。」
「大学訪問で、学生達の日本に対する考え方を知ったことが一番印象的です。」
ガニさんやランピタさんのように、地域課題の最前線で信念を持って働くリーダーの姿と、現地で生活する人々のリアルに触れ、参加者それぞれの学びがさらに深まった中盤。これらの力強い体験は参加者の中でしっかりと咀嚼され、それぞれの「生き方」への問いにも繋がっていきました。
第3回は最終回。現地の小中学校の訪問、パラパット観光、そして第1回でも少し触れた卒業生ジュンピーターさんが取り組むコミュニティ開発についてお届けします。お楽しみに。











