アジア学院のクラウドファンディング、開始初日に目標金額100万円を達成 ― ネクストゴール220万円へ、13カ国22名の農村指導者が水俣・広島を巡る「西日本研修」

「移動」の次は「出会い」を支える段階へ。宿泊費・研修費をまかなうため、9月30日までネクストゴール220万円に挑戦。

学校法人アジア学院(所在地:栃木県那須塩原市、代表:山本俊正)が2026年8月1日(土)に開始したクラウドファンディング「隣人とやさしく生きる」は、開始初日に目標金額100万円を達成しました。同法人は、現地滞在中の費用をまかなうため、ネクストゴールを220万円に設定し、9月30日(水)まで支援を募ります。

助成金の不採択を受けて始まった挑戦が、初日で目標達成

アジア学院は1973年の創立以来、アジア・アフリカ・中南米等の農村コミュニティリーダーを対象に、9か月間の研修プログラムを実施しています。本キャンペーンは、その集大成として毎年11月に実施される「西日本研修」の費用を募るものです。

同研修はマイクロバスで12日間かけて往復3,000kmを巡り、水俣、広島、大阪などで日本の「痛みと再生の歴史」に向き合う旅です。しかし今年度は充当予定だった助成金が採択されず、物価高騰・円安による費用上昇も重なったことから、クラウドファンディングに踏み切りました。

その結果、開始初日に目標金額の100万円を達成。多数の応援メッセージも寄せられています。

「移動」の次は「出会い」を支える段階へ

達成した100万円は、必要経費のうち交通費にあたる部分です。同法人は、宿泊費・食費・研修費など現地滞在中の費用をまかなうため、ネクストゴールを220万円に設定しました。

 水俣での交流・証言謝礼:約8万円 広島宿泊費(2泊):約11万円 愛農学園宿泊費:7万円 資料館入場料・音声ガイド等:約2万円 そのほか宿泊費・食費・研修費など

 「これは、私の国で起きていることだ」― 西日本研修とは

研修では、学生たちが以下の地を訪ね、公害問題、被差別の歴史、戦争の傷跡など、日本が抱えてきた社会課題の現場に立ち会います。

 町田(農村伝道神学校):アジア学院の教育の源流にふれる 

浜松(聖隷福祉事業団、聖隷クリストファー中・高等学校):医療・福祉のパイオニアの精神を学ぶ 

伊賀(愛農学園農業高等学校):有機農業を教える日本唯一の私立農業高校との交流 

大阪(NPO釜ヶ崎支援機構、関西沖縄文庫、コリアNGOセンター 他):被差別の歴史と向き合う 

水俣(からたち、水俣病歴史考証館、きぼう・未来・水俣 他):水俣病の当事者の声を聴く 

広島(平和記念資料館、平和記念公園 他):被爆体験伝承者から平和の尊さを学ぶ 

研修を終えた参加者は「これは、私の国で起きていることだ」「日本を見ているはずなのに、自分の国を見ているようだった」としばしば語ります。国や課題は異なっても、人々が抱える痛みには共通点があるという気づきが、帰国後の活動につながっています。

 ネクストゴール220万円へ 

達成した100万円は、必要経費のうち交通費にあたる部分です。研修全体の実施には宿泊費・食費、研修費が別途必要となることから、ネクストゴール200万円を掲げ、9月30日まで支援を募ります。

 交通費(マイクロバス・フェリー等):約100万円 ← 達成 

宿泊費・食費:約100万円 

研修費(施設利用料・講師謝礼等):約20万円 

初日でこれだけのご支援が集まったことに、驚きとともに私たちの大きな責任を感じます。

学生たちが現地に向かう道のりは確保できました。分断が深まる世界の中で、痛みの歴史に向き合い、隣人に寄り添う力を育むこの研修を必要としてくださる方がこれほど多くいらっしゃった、その期待に応える旅にしていきます。次は、その先で待つ出会いを、皆さまと一緒に支えていきたいと思います。

 キャンペーン概要 

プロジェクト名:クラウドファンディング「隣人とやさしく生きる」 

実施期間:2026年8月1日(土)〜2026年9月30日(水) 

当初目標金額:1,000,000円(初日に達成) 

ネクストゴール:2,200,000円 
URL: https://ari.ac.jp/campaign/update

主催:学校法人アジア学院 

対象研修:西日本研修(2026年11月実施予定、12日間・往復約3,000km、13カ国22名参加) 

学校法人アジア学院について 

名称:学校法人アジア学院(Asian Rural Institute) 

所在地:〒329-2703 栃木県那須塩原市槻沢442-1 

代表者:山本俊正 

設立:1973年 

事業内容:アジア・アフリカ・中南米等の農村コミュニティリーダーを対象とした研修の運営  

男子寮・ゲストハウス

学生とボランティアは男女別の寮で暮らしています。共用の談話室やキッチン、シャワー、洗濯機があります。Wi-Fiは使用できません。

鶏舎

平飼いの鶏小屋と育雛舎があります。400羽以上の鶏を飼育し、年間80,000個以上の卵と約1トンの鶏肉を生産しています。

豚舎

学生は様々な養豚技術を実践的に学びます。発酵床タイプとコンクリート床タイプがあり、糞尿はバイオガスや肥料に利用されています。

山羊舎

山羊のミルク(年間200リットル以上)や肉は食用に、糞尿は肥料に利用しています。山羊は日中は放牧場でのびのびと過ごします。

森林

キャンパス周辺の森林では薪や木炭用に間伐を行い、農業に使う落葉等の有機資材を集めます。

2.5ヘクタールの農地で約100種類の野菜・作物を農薬や化学肥料を使わずに栽培しています。コミュニティが共に学びつつ自給自足の生活を続けるため、皆で畑を管理しています。

水田

キャンパス内外の水田で米の栽培を行っています。アイガモを使った除草や施肥など、有機稲作法の向上のためにさまざまな手法を研究しています。

ワークショップ

修繕やリサイクルのための施設で、機械、溶接、木工関係の道具、材料が置いてあります。

ミキシングルーム(飼料配合舎)

手作業や機械を用いて家畜用の飼料を作っています。品質と持続可能性を高めるために日々奮闘しています。

管理棟

管理棟1階には受付と事務室、2階に職員室、校長室があり、隣接してファームショップ(農業研修棟)があります。

ARIショップ

アジア学院の農産物や加工食品、書籍、卒業生の国の民芸品等を販売しています。

ファームショップ(農業研修棟)

学院の農作業の中心であり、教室や農具・農業資材置き場を備えています。作物の乾燥保管も行います。

オイコスチャペル

100年前の農家の古民家を改装した礼拝堂です。毎日の朝の集会はここで行われます。その他黙想や対話、ゴスペルクワイヤの練習等に使われ、コミュニティに開かれた空間です。オイコスとはギリシア語で「ホーム」を意味します。

マナハウス(食品加工棟)

クッキーやジャムなどの加工食品の調理と保存を行う施設です。一階は鶏の食肉処理施設になっています。

養魚池

食用および農用に魚を飼育しています。

クリスマス・ウィンターキャンペーン 2025
Christmas and Winter Donation Campaign