
5ドルの釘代
これは、サヴンがアジア学院から帰国してわずか数ヶ月後に、私と交わした会話だ。彼がいかに喜び、そして真摯に「地域資源(ローカル・リソース)」を活用しているか——これこそが我々がアジア学院で強調して教え、実践している原則なのだが——その姿を見て、私は嬉しくてたまらなかった。彼は間違いなく、その教えを自らの血肉にしている。よくやった、サヴン! サヴン: 「これが僕の鶏舎です。まずは鶏12羽、アヒル15羽、そして雛50羽から始めました。日本から帰ってきてすぐにこの小屋を作ったんです。エサには、自宅の台所や市場の食堂から出る残飯を集めて使っています。」 私(スティーブン): 「素晴らしい! まさに『地域資源』の活用だね! 誇りに思うよ。この小屋も地元の木材を使っているんだね。実に見事な出来栄えじゃないか!」 サヴン: 「はい、すべて身近にある資源です。…ただ、釘を買うのに5ドルだけ使っちゃいましたけど。」 サヴン・サヴ (2025年アジア学院卒業生/カンボジア)










