11秒ノート

5ドルの釘代

5ドルの釘代

これは、サヴンがアジア学院から帰国してわずか数ヶ月後に、私と交わした会話だ。彼がいかに喜び、そして真摯に「地域資源(ローカル・リソース)」を活用しているか——これこそが我々がアジア学院で強調して教え、実践している原則なのだが——その姿を見て、私は嬉しくてたまらなかった。彼は間違いなく、その教えを自らの血肉にしている。よくやった、サヴン!

サヴン: 「これが僕の鶏舎です。まずは鶏12羽、アヒル15羽、そして雛50羽から始めました。日本から帰ってきてすぐにこの小屋を作ったんです。エサには、自宅の台所や市場の食堂から出る残飯を集めて使っています。」

私(スティーブン): 「素晴らしい! まさに『地域資源』の活用だね! 誇りに思うよ。この小屋も地元の木材を使っているんだね。実に見事な出来栄えじゃないか!」

サヴン: 「はい、すべて身近にある資源です。…ただ、釘を買うのに5ドルだけ使っちゃいましたけど。」

サヴン・サヴ (2025年アジア学院卒業生/カンボジア)

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「私はこの学校(アジア学院)を、『学びほぐし』、『学び』、そして『学び直し』の場所と呼んでいます。

「私はこの学校(アジア学院)を、『学びほぐし』、『学び』、そして『学び直し』の場所と呼んでいます。

なぜなら、私はここで多くの新しいことを学んだ一方で、過去に学んできたことを見つめ直し、その妥当性を問い直し、得てきた知識を再構築しなければならなかったからです。そうして初めて、その知識は今の世界に真に適用できるものとなったのです。

シュスメ・“スシュ”・マラク (2024年アジア学院卒業生/インド、メガラヤ州)


『Hill Myrna Magazine』2026年1月号

「My Days of Learning at the Asian Rural Institute」より引用

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「アジア学院は私たちに『答え』を与えてくれる場所ではなく、『問い』を与えてくれる場所です。生涯追い求めなければならない大切な『問い』を。」

「アジア学院は私たちに『答え』を与えてくれる場所ではなく、『問い』を与えてくれる場所です。生涯追い求めなければならない大切な『問い』を。」

伊藤 幸史(2006年アジア学院卒業生/日本)


2025年12月 アジア学院 朝の集いにて

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