【学生紹介】ジョントラ(インドネシア)

「強い共同体意識は、個人的にも集団的にも改善しようという強い意欲を育む」

インドネシアから来たジョントラ・マルトゥア・プルバは、地元農民の多くが有害な農薬や化学肥料を使って農業を行い、環境に悪影響を及ぼしていることを目の当たりにしてきました。自由時間には、地元の居酒屋で地域の人々とよく会って意見交換をし、徐々に自分の農法を伝えています。

ジョントラは毎日1時間半かけて、自宅と彼が奉仕する村々をバイクで往復しています。社交的な彼は、教会コミュニティの若者や年配者など、老若男女問わず、様々な人と良好な関係を築いています。牧師としての彼の毎週の仕事には、高齢者や病気の教会員への家庭訪問、聖歌隊の練習監督、聖書研究の指導、教会の財政管理、家庭や教会での礼拝の準備と説教などがあります。さらに、週に何度か午後にはナマズ養殖場の管理も手伝っています。

アジア学院で学んだ有機農業、家畜管理、地域開発、種子保存の知識と技術を広げ、地域社会の生活を向上させたいと考えています。

送り出し団体:インドネシア・キリスト・プロテスタント教会(GKPI)

GKPIは1964年に設立され、インドネシア全土への伝道と社会奉仕に力を注いでいます。信徒と牧師のほとんどはバタック・トバ族の出身。

コミュニティの主な生計は畜産と農業で、トバ湖の近くには漁師もいます。ジョントラがアジア学院から戻ったら、GKPIは彼が農村の人たちのために様々な持続可能なプロジェクトを管理・実行することを期待しています。