はじめに
旅の目的
これはアジア学院の勇敢な職員2名が、現地に生きるアジア学院の卒業生に会うことを目的として、3週間以上かけてザンビアとマラウイ全土を旅した記録である。卒業生の働くコミュニティの美しさも苦悩もこの目で見て、より正しく理解すべく、我々は現地に赴いた。アジア学院の卒業生たちがどのように人々と関わり、どのように学びを国で生かしているのかを知るために。これは、当校の教育内容を草の根の農村指導者のニーズに合ったものに保ち、コミュニティに奉仕する指導者を育成するという我々の使命を果たすために、必要不可欠なことである。皆さんもご存知のように、人々や文化の奥深いところまで知るためには、そこに身を置いて、ヤギの煮込み料理を食べながら、あるいはアフリカを横断する長い車の旅の道すがら、会話を交わすことが一番だ。このような個人的な交流は、アジア学院と卒業生の関係を強め、コミュニティの卒業生間のネットワークも強固なものにする。さらには、「卒業後」の姿を知ることは私たちの仕事に活力を与え、モチベーションを高めてくれる。この旅行記を読んでいるあなたも、我々と同じ立場で、アジア学院がこの世界でやっていることは本当に意味のあることなのだという興奮を味わってほしいと願っている。
この旅は2つのパートに分かれている:
8月1日~18日- アジア学院の卒業生に会うことを目的としたザンビア、マラウイの旅 (後援:アジア学院)
8月19日~24日- アジア学院の卒業生による地域会議
マラウイ・ムポネラにてECHO東アフリカ主催の農業会議と同時開催 (後援:AFARI- アジア学院北米後援会)
統計で見る旅の成果
3名:2025年度研修プログラムへの応募者との面接
3,160 km:ザンビアとマラウィを駆け抜けた総移動距離(約2,000マイル)
23名:再会した卒業生の数(ザンビア10名、マラウィ10名、卒業生集会にて3名。カンファレンスには計11名が参加)
18件:卒業生へのビデオインタビュー実施数
5軒:卒業生の家庭へのホームステイおよび訪問数
10回:地域コミュニティとの交流会(これらは驚くほど楽しい時間だった!)
10回:派遣団体および新規候補団体との協議(会議で出会った素晴らしい人々との交流は言うまでもない。)
謝意
行く先々で、アジア学院の卒業生たちに温かく迎え入れてもらった。彼らは、自分たちの働くコミュニティに我々を紹介し、熱心に活動の様子を見せてくれた。我々はアジア学院の大きな家族の一員として、本当に大切にされていると感じた。特にニョンド夫妻に感謝したい。彼らは数日にわたり、我々を自宅兼事務所に滞在させ、ザンビア全土を車で案内し、ガイドブックに載っていないような名所を教えてくれた。また、我々を自宅に泊め、病気になったときも気遣い、心強いトヨタの車でマラウイ中の卒業生のところへ連れて行ってくれたマクドナルドにも感謝したい!
この旅は、卒業生たちの協力と惜しみない時間の提供なしには成功しなかっただろう!
また、アジア学院 北米後援会(AFARI)の皆さんには、卒業生の地域会議を企画して頂き、カイの海外出張のスポンサーにもなっていただいた。勤勉な卒業生たちとの分かち合い、学び合い、連帯に溢れた豊かな旅だった。
フォローアップ
帰国後、我々は以下の活動を計画している。
- アジア学院卒業生の物語を共有する。 彼らの献身的な姿や地域住民への奉仕、そしてARIの「農村指導者養成プログラム」がもたらす長期的な影響を、広く世に知らしめる。現在、ブログや写真展の準備を進めており、他のスタッフとも協力して、新たな発信方法やコンテンツ制作に取り組む。
- この地域における卒業生の「アジア学院ファミリー」ネットワークを構築し続ける。 今回の旅で生まれた熱量を絶やすことなく、さらに強固なものにしていく。
- ザンビアとマラウィの現状をアジア学院のカリキュラムに反映させる。 卒業生たちがアジア学院での学びをどのように現場で実践しているかを共有し、この地域の農村の人々のニーズに即した、生きた教育内容であり続けるための助けとする。
- 今回開拓した新たな研修生募集の機会を具体化させる。
時系列の不一致について
あらかじめ断っておくが、この記録の中では過去、現在、そして未来までもが、時としてちぐはぐに交錯している。その瞬間に書き留めた部分もあれば、数日後に書き起こした部分もある。
大学一年生の時の作文の教官が見れば、おそらく発狂するだろう。だが、私はあえてこれを「修正」するつもりはない。その方が、よりリアルだと感じるからだ。