2025年 2月13日 木曜日
新しい言語圏
ホテルの名前にある「BGT」が何の略なのか、誰も教えてくれなかったし、私もあえて聞こうと思わなかった。適当にふさわしい言葉を当てはめてもらって構わない。Googleは「ブリテンズ・ゴット・タレント」を提案してきたが、私は疑わしく思っている。
今日の予定は、休息をとって風邪を追い払うこと以外、特に大きな計画はない。大手のホテルはレストランも兼ねていることが多く、ここも例外ではなかった。自分で料理を注文するのはこれが初めてだったので、どうすればいいか途方に暮れた。メニューすら存在しなかった。しかし、ウェイターは私の困惑を察し、英語で「朝ごはんですか」と尋ねてきた。私が「はい、お願いします。」と答えて様子をうかがっていると、食欲をはるかに上回る量の朝食が運ばれてきた。だが、カレーは鼻詰まりには非常に効果的だった。いくつかの料理は少しずつ見分けられるようになってきたけれど、名前はまだ分からないままである。
マラヤーラム語を一生懸命学んだ後、私は今、別の言語圏にいることに気づいた。ここカルナータカ州で話されているのはカンナダ語である。ウェイターが料理を運んできた際、すでに覚えていた唯一のカンナダ語「ダンニャワーダ(ありがとう)」を使ってみた。すると彼は「カンナダ語じゃない。ヒンディー語だ。」と答えた。もっとも、あの簡単な「ありがとう」の意味は通じていたはずだ。こうしたホテルの従業員の多くは、インドの他の地域、通常、より貧しい地域からやってくる。これは世界中のホテル従業員に共通する傾向のようだ。
ブレーキ検査官
ケララ州に比べると、カルナータカ州にはウシが多く、樹木が少ないように感じる。一日中、交通の激しい通りを聖なるウシたちが、あてもなくうろついているのを至る所で目にした。ロイ・デイビッドは彼らを「ブレーキ検査官」と呼んでいるが、実に適切な名前だ。もしウシを跳ねてしまえば、飼い主は賠償を要求してくる。たとえその飼い主が、一日中そのウシがどこにいたのかさえ知らなかったとしてもだ。また、森は豊かだが、町の木々はまばらである。ケララ州の木陰や、あの木々の巨大な存在感が恋しい。ただし、これらをカルナータカ州のすべてを言い表す真実だとは思わないでほしい。あくまで私が目にした町の小さな一角における観察結果に過ぎない。
シャミとショーマ
お昼近くになり、ロイ・デイビッドが私を自宅に招き、彼の妻であり、1996年のアジア学院卒業生であるシャミに引き合わせてくれた。二人はそれぞれ別の年にアジア学院で学び、それ以降も、CORDからさらに3人のスタッフを送り出している。彼らはアジア学院の強力なプロモーターでもあり、コミュニティで一緒に働いている人々や組織に我々の研修を紹介してくれている。
シャミは歩行が不自由で、膝の手術後に始まった足の神経障害に苦しんでいると話してくれた。正直、痛々しく見えたが、彼女はそのことについてはあまり語らず、ARIでの思い出話に花を咲かせる方を好んだ。また、CORDの事務所でインターンとして働いているカヴィプリヤにも再会した。彼女はタミル・ナードゥ州の大学から来ており、昨日のアディヴァシとの集会にも参加していた。
残念ながら、今日の内容はこれくらいである。過密なスケジュールが続いていたため、今は休息と回復のための時間だ。午後の昼寝の話を聞きたいというのでなければ、夕食に食べた素晴らしい「ショーマ」の描写で締めくくるとしよう。それは火で炙ってじっくり焼いた肉を使うケバブのような料理だ。特徴的なのは、陽気な料理人が肉、キャベツ、ヨーグルト、そして激辛のトウガラシを一緒に刻んで混ぜ合わせ、チャパティと一緒に提供する点だ。一つでは足りず、私はもう一つ注文してしまった。