50th Anniversary of
the Asian Rural Institute
Version 0.0.1 Edited 2022.09.10. (Sat)

~アジア学院創立50周年を祝う~
アジア学院創立50周年のご挨拶ー「ヨベルの年」を祝う!
アジア学院理事長 山本俊正
アジア学院は今年、創立50周年を迎えます。アジア学院を創立した高見敏弘先生、土台を築き上げられた多くの
先達の方々、その願いを受け継ぎ、今日までご尽力、ご支援をしていただいた関係者の皆様に深い敬意を表し、
感謝する次第です。海外に住む卒業生共々、これまでの50年を皆様と共に喜び、祝いたいと思います。
旧約聖書には50年が「ヨベルの年」(Year of Jubilee) と呼ばれ、人々が様々な苦難から解放される年であったこ
とが記されています。レビ記 25章 8節以下に次のような記述があります。「あなたは安息の年を7回、すなわち7
年を7度数えなさい。7を7倍した年は49年である。その年の第7の月の10日の贖罪日に、雄羊の角笛を鳴り響か
せる。あなたたちは国中に角笛を吹き鳴らして、この50年目の年を聖別し、全住民に解放の宣言をする。それが、
ヨベルの年である。」「ヨベル」とは、安息日の始まりと終わりを知らせるために吹き鳴らす「雄羊の角笛」のことで
す。ヨベルの年は農閑期で耕作地を休ませました。奴隷はすべて解放され、家族のもとに帰ることができました。
借金のある人は、その借金が帳消しになりました。
現在、世界には80億に迫る人々が暮らしています。私たちは戦争、環境破壊、感染症、貧困、飢餓、人権侵害な
ど様々な課題に直面しています。多くの人々が「ヨベルの年」を必要としています。アジア学院では次の50年に向
けて、「土からの平和」、「フードライフ」、「気候正義と気候変動対策」、「教育」、「組織」の5つの分野からのビジョ
ンを掲げています。「ヨベルの年」を起点として「農村の未来のために共に学ぶ」働きを進めて行きます。アジア学
院の新たな歩みへのご協力とご支援を引き続きお願いいたします。
50周年記念募金開始!
目標2000万円
次の50年に向けて、学院の安定した財政基盤を構築するためにご協力ください
。
振込先:足利銀行西那須野支店(支店番号183)
口座番号:2962221
学校法人 アジア学院
QRコード
50周年記念事業(2023年3月~2024年3月)
1. キックオフ・ホームページ特設サイト開設 3月16日! QRコード
2. 50周年記念募金
3. オンライン同窓会 全6回(3月~7月)
4. 記念式典 9月16日(土)
5. 出版 アジア学院英語俳句本 “Food for All Our Tomorrows” Joyce Ray作、日英
『アジア学院の「知」を求めて』荒川朋子著(ヨベル)他
6. ビデオ制作(アメリカGoshen Collegeと共同制作)
長期プロジェクト(2022年~)
ホール・キャンパス・アプローチ「共に学ぼう、農村の未来のために」
「土からの平和」、「フードライフ」、「気候正義と気候変動対策」、「教育」、「組織」の5つの分野に焦
点を置きながらアジア学院独自の教育プログラムを開発し、必要な環境を整備し、学びのコ
ミュニティを地域と世界に広げていきます。
【進行中のプロジェクト】 ・教室の電気の自給の見える化(ソーラー発電-畜電-使用を1
つ の場所で、よく見える形で構築)
・LED電灯を全建物に導入
・オフ・グリッドハウス建設
詳細はアジア学院ホームページの特設サイトをご覧ください。
50周年にあたり、私たちは学院の使命を改めて確認し、農村の未来のために共に学ぶことに力を尽くします。私たちが目指す未来とは、人と土とが互いを大切にする未来です。このために、私たちは環境への意識、 フードライフ、サーバントリーダーシップ、自己の気づき、そして霊性を中心に据えた教育プログラムを通じて、学びのコミュニティを広げていきたいと考えます。これらのプログラムの価値観と技術は学ぶ人々にとって大きな気づきとなり、次世代のための建設的な行動を起こしていくきっかけになるでしょう。
私たちは、アジア学院を組織として強くしていくにあたり、学院キャンパスのコミュニティから得られる学びを理解し、利用し、分かち合うことに重点的に取り組みます。この「ホール・キャンパス・アプローチ」では、フードライフ、教育、気候正義と気候変動対策、組織のレジリエンス (回復力) への総合的な取り組みを通じて、「土からの平和」をより深め、また伝えていくことを目指します。
アジア学院50周年に向けての方針
農村の未来のために共に学ぶ
アジア学院は2023年で50周年を迎えます。これまでの50年を祝い、次の50年に向かうために、学院内では日々新たな歩みを始めています。
アジア学院のこれまでの50年間の歩みを振り返るとき、私たちは感謝と謙遜の念に満たされます。「持続可能な農業と生き方を身に着けた農村指導者たちの育成を通じて、健全な環境を持ち公正かつ平和な世界を構築する」という学院の使命に導かれて歩みを進める中で、世界中の数えきれない農村コミュニティを力づけてきました。これは多くの方々の信頼と参加がなければ成しえなかったことです。このことを覚えて、「共に生きるために」の精神のもと、アジア学院ファミリーの皆様と共に、この時を喜び祝いたいと思います。
50周年にあたり、私たちは学院の使命を改めて確認し、農村の未来のために共に学ぶことに力を尽くします。私たちが目指す未来とは、人と土とが互いを大切にする未来です。このために、私たちは環境への意識、 フードライフ、サーバントリーダーシップ、自己の気づき、そして霊性を中心に据えた教育プログラムを通じて、学びのコミュニティを広げていきたいと考えます。これらのプログラムの価値観と技術は学ぶ人々にとって大きな気づきとなり、次世代のための建設的な行動を起こしていくきっかけになるでしょう。
私たちは、アジア学院を組織として強くしていくにあたり、学院キャンパスのコミュニティから得られる学びを理解し、利用し、分かち合うことに重点的に取り組みます。この「ホール・キャンパス・アプローチ」では、フードライフ、教育、気候正義と気候変動対策、組織のレジリエンス (回復力) への総合的な取り組みを通じて、「土からの平和」をより深め、また伝えていくことを目指します。
Awards and history
1960
農村伝道神学校東南アジア農村指導者養成所
学校法人鶴川学院農村伝道神学校(東京都町田市)に、前身である東南アジア農村指導者養成所が設置される。
1973
アジア学院
準学校法人アジア学院東南アジア農村指導者養成所を栃木県西那須野町(現那須塩原市)に設立。
1978
アジア農村指導者養成専門学校設置
準学校法人アジア学院アジア農村指導者養成専門学校となる。
1988
馬頭学校林
栃木県馬頭町と協力して50㌶の育林事業開始。
1989
研究科・那須セミナーハウス
研究科設置。共同事業で那須セミナーハウス開設。
1989
国際交流基金地域交流賞
第5回国際交流基金地域交流賞受賞。
1989
サンタリータ研修センター
共同事業によりフィリピンネグロス島にサンタリータ研修センター開設、 ネグロス研修始まる。(2003年事業を終了)
1998
経済同友会社会貢献活動特別賞
栃木県経済同友会社会貢献活動特別賞受賞
2001
毎日国際交流賞
第13回毎日国際交流賞受賞。
2004
卒業生1,000名
卒業生が1,000名を超える。
2005
学校法人アジア学院
学校法人アジア学院となる。
2006
井植記念アジア太平洋文化賞
第5回井植記念アジア太平洋文化賞受賞
2008
エキュメニカル功労賞受賞
エキュメニカル功労賞受賞
2009
朝日社会福祉賞
朝日社会福祉賞受賞
2011
東日本大震災被災
東日本大震災により、多くの施設設備が損傷し、又キャンパスが深刻な放射 能被害を受けた。復興事業始まる。
2016
震災復興事業
震災復興事業(女子寮修繕、事務棟、新コイノニア食堂棟、教室棟、男子寮、豚舎、バイオガス生産施設、鶏屠殺室、オイコスチャペル、農業関連施設、職員住宅4棟等を新築)終わる。
ANNUAL schedule
Feb 16th
Kick off
Open up the annual program of 50th anniversary year
Sep 16th
Foundation Day
Get together both on campus and online to celebrate the 50th anniversary
Oct
HTC
Celebrate Harvest Giving Celebration Day
Twice a month whole year
Graduate Reunion
Have online reunion for the graduate each year
50周年記念プロジェクト
1. 「気候正義と気候変動対策」分野
1) 太陽光発電の充電装置導入
2) 全ての建物の蛍光灯をLED化
3) 農業機械の再生可能エネルギーへのシフト
4) 燃費効率のよいマイクロバスへの更新
5) オフグリッドハウス
6) 資源管理の一環として女子寮周りの排水改善工事
2. 「教育」分野
ESD(持続可能な開発のための教育)関連のプログラムの深化と開発
3. 50周年記念出版物・ビデオ制作
1) 髙見敏弘著 『土とともに生きる』の英語翻訳本
2) アジア学院英語俳句絵本 “Food for All Our Tomorrows”
3) アジア学院ジャーナル「euodoō」50周年特別号「アジア学院のカリキュラムの変遷と将来」に関する執筆
4) 記念ビデオ制作
Donate for 50th Anniversary of
the Asian Rural Institute
Thank you very much for remembering ARI for this occasion. We appreciate everyone’s contribution towards the activity of rural leaders training.
This donation will be used for