農村から
世界を変える。

https://www.youtube.com/live/BIDsZ8SeSPk

草の根のリーダーが育つ。一歩、農村が前に進む。

ひとつの農村が変わる。もう一歩、世界が前に進む。

これは50年前

災害で全てを失ったアジアの農村から始まった

世界の農村指導者たちの物語

食べものといのちを分かち合い

共に生きる喜びが照らしだす

「もう一つの可能性」

 

あなたの手が、次の世代へとつなげていく物語。

共に学ぼう、農村の未来のために

世界のさまざまな課題が、持続可能な未来の行く手をはばんでいます。

日本を含む各国に共通するこれらの問題は、

発展途上国、ことに農村地域で困難な状況を生んでいます。

卒業生マップ

卒業生数:1373名 

卒業生国数:61か国 (2022.4.1.現在)

世界中の数えきれない

農村コミュニティが

いま、変革を求めています。

 

アジア学院創立50周年のご挨拶

ヨベルの年を祝う!
ヨベルの年を祝う!アジア学院理事長 山本敏正
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 アジア学院は今年、創立50周年を迎えます。アジア学院を創立した高見敏弘先生、土台を築き上げられた多くの先達の方々、その願いを受け継ぎ、今日までご尽力、ご支援をしていただいた関係者の皆様に深い敬意を表し、感謝する次第です。海外に住む卒業生共々、これまでの50年を皆様と共に喜び、祝いたいと思います。

 旧約聖書には50年が「ヨベルの年」(Year of Jubilee) と呼ばれ、人々が様々な苦難から解放される年であったことが記されています。レビ記 25章 8節以下に次のような記述があります。「あなたは安息の年を7回、すなわち7年を7度数えなさい。7を7倍した年は49年である。その年の第7の月の10日の贖罪日に、雄羊の角笛を鳴り響かせる。あなたたちは国中に角笛を吹き鳴らして、この50年目の年を聖別し、全住民に解放の宣言をする。それが、ヨベルの年である。」「ヨベル」とは、安息日の始まりと終わりを知らせるために吹き鳴らす「雄羊の角笛」のことです。ヨベルの年は農閑期で耕作地を休ませました。奴隷はすべて解放され、家族のもとに帰ることができました。借金のある人は、その借金が帳消しになりました。

 現在、世界には80億に迫る人々が暮らしています。私たちは戦争、環境破壊、感染症、貧困、飢餓、人権侵害など様々な課題に直面しています。多くの人々が「ヨベルの年」を必要としています。アジア学院では次の50年に向けて、「土からの平和」、「フードライフ」、「気候正義と気候変動対策」、「教育」、「組織」の5つの分野からのビジョンを掲げています。「ヨベルの年」を起点として「農村の未来のために共に学ぶ」働きを進めて行きます。アジア学院の新たな歩みへのご協力とご支援を引き続きお願いいたします。


実を結んだ50年、これからも播き続ける
実を結んだ50年、これからも播き続けるアジア学院校長 荒川朋子
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 アジア学院のこれまでの50年間の歩みを振り返るとき、私たちは感謝と謙遜の念に満たされます。「持続可能な農業と生き方を身に着けた農村指導者たちの育成を通じて、健全な環境を持ち公正かつ平和な世界を構築する」という学院の使命に導かれて歩みを進める中で、世界中の数えきれない農村コミュニティを力づけてきました。これは多くの方々の信頼と参加がなければ成しえなかったことです。このことを覚えて、「共に生きるために」の精神のもと、アジア学院ファミリーの皆様と共に、この時を喜び祝いたいと思います。

 50周年にあたり、私たちは学院の使命を改めて確認し、農村の未来のために共に学ぶことに力を尽くします。私たちが目指す未来とは、人と土とが互いを大切にする未来です。このために、私たちは環境への意識、 フードライフ、サーバントリーダーシップ、自己の気づき、そして霊性を中心に据えた教育プログラムを通じて、学びのコミュニティを広げていきたいと考えます。これらのプログラムの価値観と技術は学ぶ人々にとって大きな気づきとなり、次世代のための建設的な行動を起こしていくきっかけになるでしょう。

 私たちは、アジア学院を組織として強くしていくにあたり、学院キャンパスのコミュニティから得られる学びを理解し、利用し、分かち合うことに重点的に取り組みます。この「ホール・キャンパス・アプローチ」では、フードライフ、教育、気候正義と気候変動対策、組織のレジリエンス (回復力) への総合的な取り組みを通じて、「土からの平和」をより深め、また伝えていくことを目指します。


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沿革・受賞歴

1973年創立

アジア学院創設

「準学校法人アジア学院 東南アジア農村指導者養成所」開設認可を栃木県知事より取得。

創立10周年

1988

外務大臣表彰

国際交流の推進尽力により外務大臣表彰を受ける。

1989

第5回国際交流基金 地域交流賞

創立20周年

1996

マグサイサイ国際理解賞

アジア学院での平和と人間開発の分野での功労が評価され、フィリピン政府よりマグサイサイ国際理解賞が髙見敏弘氏に与えられる。

1998

栃木県経済同友会 社会貢献活動特別賞

2001

第13回毎日国際交流賞受賞

創立30周年

2006

第5回井植記念アジア太平洋文化賞

2009

朝日社会福祉賞

2010

卒業生1,000人を越す

2011

東日本大震災被災

那須塩原市での震度は6弱。本館、コイノニアハウス、女子寮、男子寮などに多大な被害が発生。
東京電力福島第一原発での水素爆発により放射能被害も受ける。
2011年度研修を3ヶ月間、東京都町田市の日本基督教団農村伝道神学校にて実施。

以後2015年までアジア学院震災復興プロジェクトを実施。災害復興募金は5年間で8億2千7百万円にのぼる。これによりほぼすべての建物が再建される。

隣接する那須セミナーハウス内にアジア学院ベクレルセンターを開設。学院産の農産物をはじめ地域の食品などの放射能を測定する拠点となる。

創立40周年

2019

テキサス キリスト教大学
グローバル イノベーター賞

第12回かめのり賞人材育成部門受賞

2020

新型コロナ感染症の世界的な拡大

海外からの学生の受け入れが難航する

2022

海外学生の来日再開

「準学校法人アジア学院 東南アジア農村指導者養成所」開設の認可を栃木県知事より取得。

創立50周年

ここからはじまる未来の物語。

「共に学ぼう、農村の未来のために」をテーマに

5つの分野から総合的に多角的に取り組みます。

アジアへの侵略戦争の贖罪の祈りのうえに建てられた学校であることを覚え、いのちを大切にして生きていく存在であり続けることを願います。そのためにいのちを育む「土」(自然)を愛し、神様が作った他のあらゆるものと共に生きることで平和を創り出していきます。

自然の中で循環するいのちとその多様性を大切にし、健康な食べものを作り、料理し、分かち合い、その恵みに日々感謝します。神、人、自然を愛しつつともに汗を流しながら土を耕し、食糧主権、気候正義、災害に強い農業など、食糧自給の実践を通してともに学び合っていきます。

キャンパスの資源をフル活用し、気候正義を意識した気候変動対策を実施します。具体的にはごみの減量化、太陽光などの代替エネルギーへの転換や炭を用いた脱炭素化を目指します。また学生が帰属する農村コミュニティにおいても応用できる技術を探究していきます。

実践を大切にし、多様性を保ちながら違いから学びます。また学院の中だけではなく、地域や世界中に広がる卒業生ともつながり、学びあいます。多くの人が訪れる、開かれた学びの場を創っていきます。

すべてのプログラムを実施主体であるアジア学院という組織の持続性とレジリエンスを高めていきます。財政基盤、安全管理の強化はもちろん、コーチングやナレッジ・マネジメントを通じて、人的・知的資源の管理能力、技術も高めていきます。

「5つのビジョン」が進める、アジア学院の教育プログラムの発展と充実化の試みに
あなたも参加してください。

支援の方法

アジア学院50周年記念募金

支援額

これからのアジア学院を支援する

目標額 

2,000

万円

ご支援いただいた多くの方々にお礼申し上げます。
900万 / 2,000万 45%

継続寄付

これからのアジア学院を支援する

10,000円 / 50,000円 / 100,000円

寄付額はご自由に選ぶことができます。